
私の個展にいつもご来場頂いております龍生派のいけ花の先生、森 照仙先生から【龍生派・宮城県支部いけばな展】のご案内頂き、先日、友人のFさんとともにメディアテークの会場に行ってまいりました。枝ぶり伸びやか、凛とした古典的作品を見せて頂く時…、おおらかで力強く華やかな大作を見せて頂く時…、森先生は、様々な奥の深い引き出しをお持ちで、毎回伺わせてもらうのがとても楽しみです。今回の先生の作品は、ヴィヴィットな色彩のガラス花瓶2本にドラゴン柳の枝を密度濃く空間全体に這わし、そこに 経木(スギ、ヒノキ材を薄く削った素材)を縦横無尽にからませ、中心に華やかなアンスリウムの花をアクセントにされた迫力のある素晴らしい大作でした。昨年は震災のため、毎年開催されていた龍生派の作品展が中止…震災後初の作品ということで、ご覧になられた皆様方が、天に昇ってゆく龍<ドラゴン>のようなメイン素材のドラゴン柳のごとく、日々に明るく元気に過ごされていくことを祈り願って…*とのことをお話されておりました。もちろん私も先生の作品からこれからの元気を多々チャージ☆他、たくさん春の花たちに会うことができ、とても心地よいひと時でした。こうして変わらず今年も春を迎えられたことに感謝…*森先生、ご案内ありがとうございました。
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