
龍生派のいけばな展を楽しんだ後、奥のフロアでもなにかの展示あり。Fさんとごいっしょにそのエリアに伺ってみると…蔵王山奥深くの豊かな自然あふれるとても心地よい写真たち。厳しい季節から少しずつ生気をはらんで目覚めていく逞しい植物たちの姿。リスやフクロウ、他様々の動物や昆虫たちの心いやされる可愛らしい姿。土門拳氏の写真をも彷彿させるような、臨場感あふれる生き生きとした美しい作品たちに、二人の目はしばらく釘付け☆おもわずメディアテークであることを忘れて、大きく深呼吸しておりました。(笑)その作者である写真家の細田満夫さんは、現在は蔵王に在住。頭に描かれるイメージに合う作品を撮るために、日々山を歩き、その時を待ちながら根気強く撮影されているそうです。<中には十数年もかかった長期戦だった作品もあるとのこと。>会場でお話を伺いましたが、ずっとそのままごいっしょお話を伺っていたくなるような、自然を心から愛しく思われているとても心温かなお人柄でした。昨年秋にご出版された<みどりの教室>という絵本のような温かい語りも入っている写真集を購入。<現在、細田さんのホームページのみでの販売だそうです。>またの写真展を拝見するのが今からとても楽しみです。
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