act.7 仙台文庫5*尾崎行彦先生著【街はアトリエ】 <2012.5>

仙台文庫5【街はアトリエ】の本
仙台文庫5【街はアトリエ】の本

先月、作品展示でお世話になっております【ギャラリーJ】さんのオーナー尾崎行彦先生が、このたび初めての本を出版。その出版記念とアトリエ教室開設20周年を兼ねましたパーティに行って来ました。尾崎先生との出会いは、30代前半、病を患いしばらくの間入院。それまで勤めておりました専門学校の常勤講師をやめ、自宅療養で意気消沈ぎみの私を心配しました友人が「私といっしょに行かない?」と声をかけてくれました、某カルチャーセンターの銅版画と木版画の教室でした。少々こわもて?カリスマあふれる画伯風貌とは裏腹に、銅版素人の私たちにも、わかりやすく丁寧に、ときどき独特な<尾崎先生節?笑>ユーモアもいっしょに交えながらの楽しい尾崎先生の教室。創ることの嬉しさを久しぶりに体感したそのお陰様か、みるみるうちに元気を回復することが出来ました。その後、非常勤講師やイラストの仕事が多くなってしまい、残念ながらその教室に通うことが難しくなってしまいましたが、その後、木版画家であるお父様とごいっしょ開かれていた親子展に足を運びお会いしたり、南町通りのビルに【ギャラリーJ】を開かれてからは、お借りしての個展展示の時など、いろいろな形でお世話になっております。<戦前、キリスト教会があった跡地*私にとって楽しいシンクロがいろいろと起こる不思議な場所。心温かなオーナー夫人がいつも笑顔で迎えてくれる【ギャラリーJ】さんのお話はまた今度*>

  出版パーティには、尾崎先生が、定禅寺ストリートジャズフェスティバルの委員長もされたこともあるせいか、様々な分野の方々が参加されており、知り合いのお顔もちらほら。生のジャズやクラッシックの演奏♪あり*料理人も顔負け、玄人肌の尾崎先生はじめ、尾崎家の美味しいお手製お料理の数々がビュッフェスタイルで多々並び、まるでヨーロッパのホームパーティを思わせるような<行ったことないけど(笑)>笑顔あふれる心温かいほんとうに素敵なパーティでした。

ところで、このたび【仙台文庫】シリーズ5*尾崎先生の本を出版されました<メディアデザイン>の代表である大泉浩一さんは、私が専門学校常勤講師をしておりました頃、週1で非常勤でいらっしゃっておりましたコピーライティングの先生でした。個展の折りには、お忙しい中いつもご来場いただいており、今回、尾崎先生の本に関わられていたとのことでびっくり!温かい笑顔が印象的、仙台への愛を出版業で…*そんなあふれる情熱をお持ちのとても素敵な方です。パーティ参加料込み込みで持ち帰りました尾崎先生の著書の本【街はアトリエ】*とても読みやすく、以前、専門学校の教員をしておりました私ともリンクする内容も多々あり、一気に読み終えました。木口木版扉絵カットのミニエッセイも楽しく、絵に興味がある若い方にお勧めかも…*仙台BOOKSあゆみ等、本屋さん店頭に置いてあるとのこと。探してみてくださいね。


*コメントありがとうございました。*Thank you for your comment.*

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