
亡き義父が、生前「増えると困るから」とオス2羽のジュウシマツを買い求め家に連れてきました。ある日の掃除中に、うっかり1羽を逃がしてしまった義父。面倒になったのか「1羽になったからこれも逃がす」「え~!お義父さん、だめだめ!」外敵だらけの外では、飼い鳥はとうてい生きていけるわけがない。「私たちで育てるから」と鳥かごを義父から引き取り、2階の窓際へ…。それがきっかけでジュウシマツたちとの楽しい同居生活が始まりました。
1羽残された男の子のシロちゃん。ジュウシマツはとてもさびしがり屋な種類で、1羽ではとても暮していけません。ペットショップで黒ぶち模様の元気の良さそうな女の子を求め、鳥かごの中に入れるとシロちゃんとてもうれしそう。仲良くしている様を楽しみながらお世話しておりましたら、あっという間に巣の中に卵が3つ!!それが無事孵り3羽のひなが誕生しました。
親鳥自身の口で噛んで餌を柔らかくし、それをひなに与えるとても子育て上手なジュウシマツ。初めてひなが返り、寂しかった鳥かごが急にピピピピ♪賑やかに。羽の色からプチちゃん、クロちゃん、ブチちゃんと命名。<ギャラリー2(木版)なごみ日和【十姉妹きょうだい】作品がその子たちです。>そんな鳥たちの声を日々楽しみながら、家事に仕事に励んでおりました。
その子供たちも大きくなってきましたある朝、またまた巣に卵が2個!「あ、まずい。これ以上増えてしまうと鳥かごが満杯‘‘‘」ちょうどその時期、仕事に加え義母の急な介護が入り、うっかり鳥かごをそのままに…。気づけばある朝、2羽のかわいいヒナが誕生‘‘‘!…ということで鳥かごは満杯状態☆なんと7羽のファミリーになってしまっておりました。
ジュウシマツの寿命は、哀しいかな長くて6年…。日々の元気を多々与えてくれた7羽のファミリーをすべて看取り、今は、震災直前に家にやってきましたシロゾーとココちゃんが鳥かごの住人です。産まれたばかりのジュウシマツは性別が分かりづらいらしく、ツガイだといいなあと思って連れてきましたが、未だどちらにも男の子独特のサエズリがないということは、たぶん両方とも女の子かと…。ちょっと野性的、かつ神経質な個性派性格のシロゾー。すっかり男の子と思っていたけれど、どうやら女の子、オテンバ娘だったようです。おっとりココちゃんと仲良く毛づくろい。女の子同士ですがとても良い相性でほんとうの姉妹のようです。でも2羽はちょっとさびしいな…。男の子見つけてこようかな…。三角関係になっちゃうとまずいかな…。<それはともかく、どんどん増えるぞ。危険だぞ!>友人Aの陰の声(笑)
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