
特集のテーマ市町村に合わせ、その地域の風景画を水彩画で制作する【みやぎの国保】季刊情報誌のお仕事も回を重ねること3回目。
9月末、無事納品を終えましたその秋号は、急速に人口が増加、この10月<町>から<市>へと移り変わりました仙台市のお隣り<富谷市>がテーマでした。
江戸の昔から本陣のある宿場町として栄えてきました<富谷>。その風情が今も残る<しんまち通り>を中心に歩いてフォト取材。今回は、屋根瓦、なまこ壁の佇まいが美しい元商家の建物【富谷宿】さんを描きました。
時代が嵩むごと姿を消しつつある日本古来の様式を受け継ぐ古民家づくりの佇まい。かつて生きていました木の風合いは、古くなったとしても心和み温かさを感じます。
ラフを始めました9月初めは、体調今一歩の上、父の入院手術、加えて問題事が二重三重と重なり…もしや厄真っ只中月(*_*)??この先どうなることやら…と途方に暮れる日もありましたが、筆を持ち始める頃には無事父も元気に退院。試しに飲み始めました養命酒のお陰様か体調も回復。その頃から筆もスムーズに進み、無事9月末の作品納品までたどり着くことが出来ました。
風当りままならず事をいくつか抱えるからこそ、やっとのこと辿りついた時のゴールに価値があり嬉しい思いも大きいのかもしれません。<マラソン趣味のアスリート鉄人の叔父に共感(笑)>そんなこんなの2016の夏から秋ではありましたが、ささやかな和みの欠片を見つけてのフォト便り*<続きを読む>をクリック*どうぞご覧ください。<2016.10/30>

①7月から8月*満開となった庭の山あじさい<2Fベランダから>

②実はなんと自生。種を運んで来た小鳥からの贈り物?いつの間にか庭いっぱいに増えました。雨あがりの夏の日差しに薄青色がとても涼やか。

③赤い楓と山あじさいの薄青色の美しいコントラスト*手前の雑草だらけ部分は隠蔽…^_^;

④8月上旬撮影の桃色さるすべりの花。今年は花付きが良く10月下旬の今もまだ、枝にちらほら咲いています。

⑤そうです。巣づくりに一生懸命でしたあの<キジ鳩くん>です。(8月から別名<キジ鳩の鳩じろう>と命名。以降<鳩じろう>で表記。)あれから何度か可愛い鳩子さんが巣にやって来ましたが残念ながら子育てまでいかず…。しばらく姿を見せないと思っていたら8月頃から一羽でふらっとポロッポと鳴きながら巣にやって来ておりました。避暑地?別宅?行動が気ままなフーテンの寅さんぽいので途中から<キジ鳩くん>改め<鳩じろう>となりました。フォトは仕事場の窓から見える電線上で和む<鳩じろう>隠し撮り(笑)

⑥ある年、突然2階ベランダのプランターから一輪の白い百合の花が自生。巡り巡って4年目の今年、なんと5連の白百合の花が咲きました。小池さんフィーバーの今年は百合の花の当たり年?^_^;

⑦うちのお隣さんは家庭菜園の名手。お庭の畑で採れた新鮮野菜を時々頂かせてもらっております。この夏は新鮮とげとげキュウリと白いゴーヤを頂きました。文様の染付をあしらった藍染布と合わせた涼やかな夏らしい彩りをパチリ。

⑧以前このブログで紹介しておりました十姉妹のココちゃん(左・オカマ疑惑の男の子?)、テンテン(右・超おてんばジコチュー娘)も変わらず元気いっぱい。ココちゃんは震災直前に縁あってうちに来てから5年の歳月が過ぎたので、もしや8歳くらいかも。彼氏というよりもおてんばテンテンのお世話係のオネエ?といったポジションです。

⑨公私ともに大混乱でした9月末、お仕事の水彩画作品もなんとか頂きました期間内に無事納品することが出来ました。スケッチ表現の形ではなく、細かい面パーツに色を落として滲ませていく地道なパッチワーク的な水彩画表現のため、時間がとてもかかります。今回のテーマは古民家でしたのでいつもよりもパーツが細かく納品が間に合うか心配でした。作品が冊子を通し皆様に楽しんで頂けますように…*

⑩「終わった~‘‘‘‘」(*_*)…自身のサインを入れ終わり、ふと夕暮れ時の空を見上げると…ペール系の青色と桃色が溶けあう美しい空の色合い…自然の神様からも祝福して頂けているような…*空を見上げて紹介しているブログが今流行っているとのこと。素敵な空の風景に偶然出会えると、ちょこっと幸せな気持ちになりますよね。

⑪ご注文先の会社に無事納品。そしてその帰りにはいつものホッと一息の和みのモス。上から降り注ぐ小粋で軽やかな洋楽♪が耳に心地よく…*このゆったりした時の流れ…癒されます。

⑫定番ランチとなっている野菜モスとホットコーヒー。ひとりささやかにお仕事お疲れさんランチ会(笑)一番初めに食べたモスバーガーは今は無き、仙台一号店の仙台荒町店。テイクアウトで購入してくれました仲良しの友人宅にてご馳走して頂きました。簡単なシンプルバーガーしかなかった時代。おにぎりのような三角形の形の紙の包みをほどくと、生なトマトが入っていて友人みんなでびっくりぽん!でした。

⑬お仕事一段落したのは9月末。はたと気づけば季節は変わり、気温高めながらもすでに東北は秋の気配。久しぶりに電柱で和む<鳩じろう>発見!まだ独り身らしき<鳩じろう>。漂う哀愁がありながらも、もしやちょっと太った?どこかでやけ食いでもしたのかな?^_^;最近は見かけずポロッポ声も聴けず…巣も放置の模様で…。どうしているのかちょっと心配…。

⑭さてさて、これはなんでしょう。正解は…なんと⑥でご紹介しましたベランダのプランターに咲き誇っていた5連白百合の実なのでした!この状態は10月末。もう少し刈れて全体が乾燥してくると先端の方からそりかえり、実の中身にぎっしりとつまっているたくさんの種たちが一気に飛び出し風の力を得て旅立っていきます。辿り着いた新たな場所できっとまた小さな命を丁寧に育んでいくことでしょう。
ただ最近近辺も開発が進み、空き地が減ってしまったため間近でみる自生の白百合を見る機会が少なく…残念です。

⑮仙台西部の里山も、そろそろ紅葉の季節を迎える時期。ちょっと前まで暑い暑いと言っていたのがウソのように、ここのところ朝晩だいぶ冷え込んで来ました。皆様お体どうぞ温かくされてお大事に…*
次回は先日足を運んで来ました<北陸(金沢、白川郷、富山 高岡)>の旅をご紹介出来れば…と思っております。のんびり更新ブログではありますが、作品同様、今後ともどうぞ宜しくです。 <2016.10.30>