act.75 ガレージ苔庭<2019冬>

*雪降り積むガレージ苔庭<2019冬>
*雪降り積むガレージ苔庭<2019冬>

 「きっといつもの喉風邪かな?」前日から喉の痛み、熱を測ったら37.3℃の微熱。なのでインフルエンザではない感じ。残っていた病院処方風邪薬を飲んだけど、喉の痛み変わらず体だるく節々痛い。その風邪薬もこのままでは底尽きそう…これはまずい。そそくさ出かける準備をし、午後の部診療のかかりつけ病院へ伺うことにしました。

 

 着いてすぐ熱を測ると36.7℃の平熱。「もしや今日来るまでもなかったかも…」しかしながら、熱があまり出ない隠れインフルエンザも横行している昨今、予防接種も昨年11月していたのでたぶん大丈夫と思いながらもとりあえずインフルエンザの検査も先生にお願いしました。「あ、、先生、a型出ちゃいました!」驚く看護師さんの手にはaエリアにしっかりくっきり反応ありのブルーラインの検査キッド。熱もないのに…まさか!一同、しばし無言(苦笑)とにもかくにも、処方されたインフルエンザ粉末薬を薬局内ですぐに吸引、体調まだ大丈夫ながらも、他に感染させるのはまずいので買い物をあきらめ、そのまま自宅へ直帰しました。その夜からどんどん熱が上昇38.5℃!その後薬が効いてきたのか次の日から徐々に熱が下がりましたが、ほんと!返す返すも思い切って病院に行く選択をしてほんとによかった…。そのまま家で休んでいたら処置が遅れてしばらく高熱が続いたはず。不思議と当たること多々の私の直感に感謝*神様いつもありがとう(^-^; ということで治って来てからも感染予防&残り咳でしばらく自宅で休養、おこもりしておりました。

 

 そんな療養中のある日、ポストチェックで玄関からちょこっと外へ。「おお、これは!」ガレージの上、掃除で取り除き損ねてしまっていた苔がすくすく育ち、前日積もった雪に映え、なんとも美しい光景となっているではありませんか。まるで京都の苔庭のごとし。外に出られないこんな時期だからこそ、いつもだったら見逃してしまいそうなこんな身近にある<美>の種を見つけることが出来たのかもしれません。しかしながら、ガレージに苔…。う~ん…取り除くべきか、はたまたこのまま育てるべきか…。移植という手ももしやあり?…

 

 インフルエンザはお陰様で無事完治*立春終わって暖かな春近し。最近とってもはまっている動物写真家・岩合光昭さんのBS番組<世界ネコ歩き>。どちらかというと犬派<ダックス育ての経験あり>の私ですが、番組に出演する表情豊か、様々な土地で懸命に暮らす素敵な猫たちの姿を楽しんでいたら、私も猫探しの旅に出かけたくなりました。猫の島で有名な塩釜エリアに浮かぶ田代島、絵のモデルさん探しに今年あたり行ってみようかな。     <Miho K 2019.2>

 

 


①雪の京都、とあるお寺の苔庭…ではなく(笑)…


②我が家の車庫ガレージ上に佇む苔庭。ズームインしたらハート型。


③冬苔に降り積む雪の結晶。厳しい寒さに屈しない小さな命たちの逞しさ。


④細長い緋色苔。秋の紅葉林のような、海に漂う海藻のような…。


⑤角度を変えて…このアングルも京都のお庭をしっかり彷彿。


⑥ガレージ苔庭で冬の京都を疑似体験(笑)本物の雪の京都に出かけたくなりました。


⑦なかなか冬の旅に出かけられない理由は…


⑧同居中のジュウシマツ<チコちゃん(右)・モモちゃん(左)>ファーストのため。亜熱帯出身フィンチのジュウシマツ。なので冬の宿泊外出は難しく…冬の夜暖房<円錐形鳥用ヒーター>は欠かせず。夜はこんな感じで仲良くエサ入れを改造した巣箱入り。寝る寸前をパチリ。


⑨ジュウシマツ<チコ&モモ>は元気でしたが、この冬私自身はときどき喉風邪&インフル発症で自宅おこもり多々。お世話になった風邪引きグッズ数々。中でも喉の異変に即効<プロポリスの恵>のパワーにいつもびっくり!お気に入り。


⑩インフルエンザ&残り風邪もほとんど完治。「あれれ?ちょっと待って…」玄関に置いているこの花うつわ。ほとんど年末30日に飾った花なのでは。2月も後半。まだ生き生きしているなんて…とっても不思議。もう一か月このままだったらかなり!!の現象。さていかに…。


⑪NEWキジバトくん*この春電線デビュー。つぶらな赤い目、優しげな表情。まだ子供のような愛らしさ…以前登場したハト次郎くんのお孫さんあたりかな?


⑫里山植物たちもそろそろ芽吹きの準備。山全体、華やかな黄緑色に萌える春色季節ももうすぐ。と油断していると仙台は突然3月雪が降る!4月初旬まで冬用タイヤはそのままで。<仙台人語る(笑)>

                      Miho.K<2019.2>