act.79 伊豆沼・長沼ハスまつり<昨年2018年版>


*伊豆沼ハスまつり<昨年2018年8月>
*伊豆沼ハスまつり<昨年2018年8月>

 「宮城県の北部<伊豆沼>では今年もハスの花が開花。遊覧船の運航が始まりました」リビングに響く地元のTVニュース。お茶碗洗いの手を止め振り返り見れば、TV画面いっぱい広がるたくさんのハスの花。その間を乗客の笑顔とともに沼面をゆったり進む遊覧船が映し出されておりました。

 

 <そういえば、凛と佇むハスの花、いつか板木彫り絵作品の題材に…と思ってったっけ>これぞ そのモデルを探す絶好の良い機会 ♪ そんなニュースの映像に誘われて昨年のお盆間近、お休みがとれた夫とともに一路、県の北部 栗原市迫・若柳地区にあるハスまつり会場<伊豆沼>を目指しました。

 

 <伊豆沼>は鳥の生息種類がとても多く、冬は白鳥、そしてガンやカモの飛来地として世界的に有名。ラムサール条約の登録認定湿地にもなっており、地球規模で名が知られている県北の沼です。たくさんの鳥たちで埋まる冬の<伊豆沼>。写真家さんたちがよく撮影されている明け方沼面を飛び立つ鳥たちの姿はとても魅力的。その光景を見に冬の<伊豆沼>にもぜひともと思っていますが、路面ツルツル真冬のあさイチ訪問はかなりハードル高し```でも鳥好きな私なので、なんとかいつかは冬のお伺いも実現出来ればと思っております。

 

 鳥ではなくたくさんのハスの花たちで埋め尽くされる夏の<伊豆沼>。育ったベースは蓮根なので泥の中。一直線にすっくと伸びた茎の上にアンバランスなほどに大きく鮮やかな花を咲かすハス。ヴィジュアル的にも思想的にもインパクトのあるこの花は、仏教と密接な関わり合いを持つ日本人にとって、とてもなじみ深い花なのですが、なぜか不思議と普段なかなか本物には出会えません。その花が沼いっぱいに咲き誇っている光景はほんとうに珍しく、現実味を忘れるエキゾチックな美しさ*まさにPRにありました極楽浄土の世界でした。<行ったことないけど(笑)>

 

 行程30分弱のハスまつり遊覧船<迫会場出航>。さわやかな青空の元、昨年の夏に楽しんで来ました。帰りにちょこっと寄りましたお隣り登米地区でも開催されていました長沼ハスまつり。今年はこちらの方を中心にと思っていましたが、ああ、多忙で残念伺えず((+_+))どちらも毎年8月いっぱいの開催かと。私は来年にリベンジ(笑) 

 

 興味お持ちの方は、明日でも間に合う<伊豆沼><長沼>ハスまつり*夏の宮城県にお越しの際はどうぞお出かけくださいね。

 

                                           Miho.Kawamura <2019.8>

 

*伊豆沼・長沼ハスまつりのフォト日記は下記に掲載。こちらもどうぞご覧ください。

 


 ①ハス満開のTVニュースに誘われて、仙台日帰り<伊豆沼・長沼ハスまつり>。心地よい青空の元、まずは東北道を北上。


②<伊豆沼ハスまつり>遊覧船乗り場の会場は、伊豆沼北部からの<若柳>会場と南部の<迫>会場の2か所とのこと。築館ICで降りたので、南部<迫>会場の方へ。


③<迫>会場到着。ちょうどハス観光を終えた遊覧船が1隻、船着き場に戻って来ました。昔ながらの懐かし長閑な遊覧船。戻ってきたこの船に乗船かな?


④あ、違った```別に控えていた定員少なめオレンジ縞々屋根の船に乗ることになりました。ちょっぴり古め?(^-^;


⑤<伊豆沼ハスまつり>遊覧はぐるっと回って20分少々。船に乗るのはとても久しぶり。エンジン音を大きく響かせながらハスたちに会いに、ではでは出発。


⑥沼面5分ほど進んで来たら覆うように咲き誇るたくさんのハスの花。大きく開いたハスの葉っぱも元気いっぱい、形楽しげ♪


⑦ハスたちの間を縫って進む遊覧船。方向転換の時なのか、しばしエンジン音が消える時があるのが とってもスリリング(笑)‘‘‘‘


⑧伊豆沼真ん中*たくさんのハスの花満開。薄もも色のハスの花。優しい色に心癒されます。


⑨花びら大きく広げていたり、まだ固いつぼみだったり。じょうろ口みたいな咲き終わり芯だったり。形容様々バラエティに富んでいるハスの形。


⑩伊豆沼水面に映る逆さハスの葉。とても幻想的に見えますが実際は轟き渡る船のエンジン音付きドルルルルル ♪ (^-^;(笑)


⑪もうすぐ開く形*花びらの色がとても素敵だったのでアップ撮り。

しかしながら動いている船からの撮影って思っている以上に難しい‘‘‘‘


⑫ハスの花群風景はそろそろ終わり。


⑬船着き場が近くなるにつれ、水面部分が増えハスは疎らに…。


⑭この季節、そしてこの伊豆沼だからこそ出会えた、ハスたちが織り成す極上風景。一期一会にありがとう。


観光船はそろそろ船着き場に。揺れる船上夢中で撮影しておりましたが作品モデルにふさわしいハスの花フォト、うまく見つかってくれるとうれしいな。


⑯<伊豆沼>ハスまつりPRが楽しい案内役の方着用の法被。白色青色コーデがとっても涼しげ。


⑰会場出た湿地畑にもハスの花。こちらはもしかして食用蓮根畑かな?


⑱この道を辿っていくと、<伊豆沼>より規模の大きい<長沼>へと続くはず。そこでも登米市主催の長沼ハスまつりを開催しているとのこと。近い場所なのでそちらもちょこっと覗いて来ることにしました。


⑲来年2020オリンピックのカヌー会場の候補地ともなり、知名度が全国区となりました登米市<長沼>。沼の畔にある大きなオランダ風車がランドマーク。広々した畔の丘でしばし休憩。


⑳公園のお店の窓に貼ってありました【登米市長沼はすまつり】のポスター。これよこれ ♪ この公園をいったん出て少し先にある長沼に出る道が会場の入口とのこと。う~ん、けっこうわかりづらい?


㉑案内板発見。少し迷いましたが無事<長沼ハスまつり>会場に到着しました。


㉒こちらは少し開花遅めかな?時間はすでに昼さがり。船着き場にあった出店のお店を楽しみながら陸地からの<長沼>ハス風景を楽しみました。


㉓ハスのつぼみの上でトンボくんひと休み。これぞ癒され風景*まさに<なごみ日和>♪


㉔お土産に購入しましたハスのつぼみとじょうろ口の種ベース。ハスのつぼみは残念ながら開花失敗。


㉕じょうろ口種ベースの2019現在。月日を経て、趣きある艶やかこげ茶色へ。

 


㉖<長沼ハスまつり>の遊覧船が出航*また<伊豆沼>とも趣きが違っていて楽しめそう。来年はこちらの方を中心で ♪

…のはずだったのですが…今年多忙で残念無念‘‘‘‘ 来年のお伺いを楽しみに。

しかしながら来年も、続けて多忙になりそうな…‘‘‘‘‘はてさて行けるか…<2020長沼ハスまつり>(^-^;

 

1年前2018年の取材ベースで失礼しました。

 

                   Miho.K  <2019.8>